1929年にサイレント映画として公開された「パンドラの箱」における、ルイーズ・ブルックス演じる悪女「ルル」からインスピレーションを得たという本作は、キャシャレル香水中期の傑作の一つとして名高く、特にヨーロッパでは大変なロングセラーを誇っております。しかしながら日本ではほとんど入荷が困難で、極めてレアなアイテムとなっております。フローラル・オリエンタルのきっちりかっちりとしたクラシカルな佇まいの香調で、ミステリアス且つセダクティブな、ルイーズ・ブルックスのエキゾチック・ビューティーをイメージさせるような、大人のセンシュアリティーを湛えた一品に仕上がっております。ベルガモット、アニス、ブラックカラント、メイス、プラム、タジェット、ヴァイオレットなどが、馥郁としたフルーツの甘さを香り立たせるトップから、ジャスミン、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ、オレンジ・ブロッサム、オリス、ローズ、チュベローズ、イランイランなどが、深みのあるタイムレスなリッチさのフローラル・ブーケを沸き立たせるミドルへ。ラストはサンダルウッド、ムスク、シダー、ベンゾイン、ヘリオトロープ、トンカビーンズ、バニラ、ベチバーなどが、ゆったりとしたグラマラス・スウィートを奏で、エレガントでハイ・ソサイエティーな美しさをキメ細かく演出してくれそうです。
調香はカルバン・クラインの「オブセッション」、クリスチャン・ディオールの「プワゾン」、カルティエの「ソー・プリティー」などを手掛ける、トップ・パフューマーの一人であるジャン・ギシャード。キャシャレルらしいオリエンタルなカラーのボトルは、アンネグレット・ベイアーのデザインです。 |